【速報】エアガン 本体・パーツ情報
東京マルイ 89式ガスブロ 分解 HOPチャンバー&バレル
89式ガスブロのアッパーセクション分解に続き、気になっている人も多いと思う「89式ガスブロ HOPチャンバー」について触れたいと思います。結論ですが、89式ガスブロのインナーバレル 及び HOPチャンバーパッキンは、M4MWSやBlock1と同じ物になります。純正のインナーバレル長も同じで10.5インチ対応となります。
アッパーセクションの記事でも書きましたが、インナーバレルが短い分、初速も抑え気味の感じがしますので、89式ガスブロをご利用になる地域や季節によっては、インナーバレルを長い物へ変更すると「良さげ」な初速設定を得ることが出来ます。89式ガスブロ純正とORGAで販売している ORGA LEX05 410mm MWS用を利用した際の比較を以下に記載します。
以下が、89式ガスブロのHOPチャンバーとなります。さすが東京マルイですね!
HOPチャンバー左右に超小さいプラスネジ2点が止まってますので、ネジを外すとチャンバーを分解出来ます。
以下が、チャンバーを分解した状態。MWSユーザーであれば、見慣れている光景かもしれませんね。
先述の通り、インナーバレルの設計はMWSと同じです。
上が、ORGA LEX05 410mm MWS用を装着した状態。下が 89式ガスブロ純正インナーバレルです。メカニックとして個人的な意見になりますが、電動ガンやトレポンの様に発射時 リコイルが無い場合(次世代は別)は、然程影響はありませんが、ガスブロの様にリコイルが場合は「撃ち出し角度」って結構重要なんです。ゴルフとかも同じで、打ち出し角度が1度変わると、到達地点の着玉位置が大幅に変わります。これって、サバゲー(エアソフト)にも同じ現象が起きます。
結論、「ちゃんとホールドする」とか「気を使って当てに行く」とかすれば、大分制御できますが、殆どの場合が「バタバタバタ」っと着弾地点がズレてしまったりするんですね。
この「撃ち出し角度」ですが、インナーバレルが短ければ、短い程 影響が出やすいんです。理由は簡単で長いインナーバレルよりも短いバレルの方が、早くBB弾をリリースしてしまうからです。
もし、89式ガスブロの集弾性がきになるな~って人いたら、ORGA LEX05バレル MWS用を使ってみてください。
その際の初速調整ですが、89式ガスブロの個体差やパッキンの経年度なんかも起因しますので、ユーザーさんの方でお願いします(バレルカットとかの件です)
以下は、LEX05 410mmを組んだ際のフロント側からの画像です。アウタ先端(ネジの先)より約1cm程 引っ込んだ所までインナーバレルが来ます。
89式ガスブロの純正とORGA LEX05を比較した結果ですが、以下の通りとなりました。
利用弾:G&G 0.25g
マガジン自体の温度:約23℃
テスト時のガス量:吹き返しありの満タン
実射数値:5発 発射の平均値
89式ガスブロ純正バレル:82.63 m/s
ORGA LEX05 MWS 410mm : 87.01 m/s
マガジンをガッチリ温めてしまっているので、ちょっと高めですね。。